再現地形(読み)さいげんちけい

世界大百科事典(旧版)内の再現地形の言及

【地形】より

…カナダ北部,ハドソン湾周縁の先カンブリア時代の火成岩,変成岩を切る浸食面がその種の例であるが,これは最近になって,被覆層である古生層水成岩が削剝されて,かつて先カンブリア時代に形成された準平原面が再び露出するようになったと解釈される。地質時代の過去に形成された地形が,例えば海進を受けて,より新期の地層の下に埋没されてきたが,その後の海退によって削剝をうけ上位の地層が除去されて埋没地形面が地表に露出する例であり,〈再現地形〉という。極端に古い地形面は再現地形にしか見られず,現在の地表の90%は第四紀以降,つまり200万年前以後に生じた地形と考えられている。…

※「再現地形」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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