冏禅師(読み)げいぜんじ

世界大百科事典(旧版)内の冏禅師の言及

【聖冏】より

…室町初期の浄土宗の僧。酉蓮(ゆうれん)社了誉と号し,額に三日月の相があったので三日月上人とも呼ばれる。常陸国久慈郡の人。8歳で瓜連(うりづら)の常福寺了実について出家。宗学を同国太田の蓮勝,箕田(みのだ)の定慧らに学ぶ。さらに諸宗の学匠を訪ね,天台,真言,禅,俱舎,唯識,さらに神道,和歌などの諸学を修めた。学業なるや瓜連に帰り,1378年(天授4∥永和4)了実から法脈を相承,ついで常福寺に住した。当時,浄土宗が他宗から独立した宗派とみられていなかったことを嘆き,述作,講学に努め,また宗義の相承に五重相伝の法を定め,伝法制度を確立した。…

※「冏禅師」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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