世界大百科事典(旧版)内の写真濃度の言及
【写真フィルム】より
…現像によって被写体と明暗が逆になる(カラーの場合は色相も補色になる)ものをネガタイプ,また現像(この場合の現像を反転現像という)によって被写体と同じ像が得られるものをポジタイプ(リバーサルタイプ,反転タイプともいう)という。
[フィルムの写真特性]
フィルムを含め,感光材料の写真効果の特性は,あてられた光の量(露光量)Eの常用対数,すなわちlog10Eに対する写真濃度Dで表され,この曲線を写真特性曲線(単に特性曲線ということが多い)と呼ぶ。露光量は,露光の照度と露光時間の積で表されるが,厳密には照度の時間積分値である。…
※「写真濃度」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」