世界大百科事典(旧版)内の冠状動静脈瘻の言及
【冠状動脈】より
…一時的に冠状動脈血流が途絶すると,その後血管の拡張による血流増加(反応性充血)が起こる。 冠状動脈には先天性の異常として,冠状動脈から血流が直接静脈に流れる冠状動静脈瘻(ろう)や肺動脈から冠状動脈が分枝する奇形がある。子どもでは川崎病の冠状動脈炎,中年以後では冠状動脈硬化による冠状動脈の狭窄や閉塞(血栓)が起こり,狭心症や心筋梗塞など虚血性疾患の原因となる。…
※「冠状動静脈瘻」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」