冥界の書(読み)めいかいのしょ

世界大百科事典(旧版)内の冥界の書の言及

【王家の谷】より

…主題は王と神々との交流(王による神々の礼拝,神々に迎えられる王,開口の儀式やオシリスの裁判などの復活の儀式)および太陽神の冥界での航海に大別される。後者は〈冥界の書〉の名で総称され,牡羊頭の太陽神が夜間航海する冥界の状況を詳細な挿絵入りで解説した一種の冥界の案内書で,《アムドゥアトの書》《門の書》《洞穴の書》《アケルの書》《昼の書と夜の書》の5書があり,新王国王墓を特徴づける主題である。【屋形 禎亮】。…

※「冥界の書」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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