世界大百科事典(旧版)内の冬季白色便下痢症の言及
【仮性小児コレラ】より
…晩秋から冬にかけて,主として離乳期前後(生後6ヵ月から1年半ころ)の乳児がかかる乳児下痢症のことで,コレラによる米のとぎ汁様便に似た白っぽい下痢便を出すのでこの名がある。冬季白色便下痢症,白痢などともよばれる。仮性小児コレラという病名は1910年に伊東祐彦がつけたもので,日本ではかなり古くから注目されていた病気である。…
※「冬季白色便下痢症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」