出版弾圧(読み)しゅっぱんだんあつ

世界大百科事典(旧版)内の出版弾圧の言及

【出版法】より

…さらに1934年の改正で〈皇室ノ尊厳ヲ冒瀆〉するもの,犯罪を扇動するものを禁じるとともに,蓄音機・レコードの取締りについても出版法を準用することとした。天皇機関説事件,津田左右吉事件など戦前の出版弾圧はすべて出版法違反を中心としている。なお,大正末期に新聞紙法と出版法を統一し,私有財産制の否認などに対し処罰範囲を拡大した〈出版物法案〉が政府により提案されたが,反対にあい成立しなかった。…

※「出版弾圧」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む