出袿(読み)イダシウチキ

デジタル大辞泉 「出袿」の意味・読み・例文・類語

いだし‐うちき【×袿】

出衣いだしぎぬ1」に同じ。
「桜の直衣なほしに―して」〈・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 出衣

世界大百科事典(旧版)内の出袿の言及

【衣】より

… なお直衣のときには,この衣を指貫(さしぬき)の上に着て,その褄(つま)を直衣下から出す着方があり,これを出衣(いだしぎぬ)といった。この方法はまた衣冠のときにも行われ,出袿(いだしうちぎ),出衵(いだしあこめ)ともいった。直衣の場合の出衣は,直衣布袴(のうしほうこ)につぐ正式のときに行われたもので,後世では直衣始(のうしはじめ)のときに着用された。…

※「出袿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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