世界大百科事典(旧版)内の出雲大川の言及
【斐伊川】より
…全流域面積2070km2は,出雲地方のほとんど全部を覆う広さである。古くは簸(ひの)川,出雲大川とも呼ばれ,上流部は八岐大蛇(やまたのおろち)神話の舞台とされる。下流部は出雲平野を形成しており,《出雲国風土記》の時代には大社湾に注いでいたが,のち数度の洪水でしだいに東流するようになり,1639年(寛永16)には完全に宍道湖へ流入するに至った。…
※「出雲大川」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」