刀狩令(読み)かたながりれい

世界大百科事典(旧版)内の刀狩令の言及

【兵農分離】より

…大名が転封を命じられた場合,武士身分の者はすべて新しい封地へ移住するが,領内の百姓は一人も召し連れてはならないという法令も発布されている。 1588年の刀狩令は,京都東山にあらたに建立する大仏殿の釘などに用いるという口実で,農民の所持する鉄砲や刀剣類の没収をはかるもので,短時日のうちに多量の武具が秀吉の奉行人のもとに集められた。これによって被支配身分の者は武装を禁じられたのである。…

※「刀狩令」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む