刀田の太子(読み)とだのたいし

世界大百科事典(旧版)内の刀田の太子の言及

【鶴林寺】より

…山号は刀田山(とださん)。〈刀田の太子〉と俗称され,揖保郡太子町の斑鳩寺(はんきゆうじ)の〈鵤(いかるが)の太子〉とともに,播磨の太子信仰を二分する。寺伝では,587年(用明天皇2)聖徳太子が秦河勝(はたのかわかつ)に命じて三間四面の精舎を建立,自作の釈迦三尊と四天王像を安置したのに始まり,718年(養老2)武蔵国大目身人部春則(みひとべのはるのり)が七堂伽藍を修造,刀田山四天王寺と号したという。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」