分散相

世界大百科事典(旧版)内の分散相の言及

【合金】より


[合金の組織]
 合金は多数の相を含んでいる。体積の大部分を占める相をマトリックス相,粒子の形でマトリックス相の中に分散している相を分散相または第2相と呼ぶ。金属材料として用いられる合金においては,マトリックス相は金属的性質を示す固溶体であり,金属間化合物,酸化物,硫化物,炭化物などの化合物は第2相として存在することが多い。…

※「分散相」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む