分散相

栄養・生化学辞典 「分散相」の解説

分散相

 微細な粒子が媒質内に分散している系について,分散している粒子.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の分散相の言及

【合金】より


[合金の組織]
 合金は多数の相を含んでいる。体積の大部分を占める相をマトリックス相,粒子の形でマトリックス相の中に分散している相を分散相または第2相と呼ぶ。金属材料として用いられる合金においては,マトリックス相は金属的性質を示す固溶体であり,金属間化合物,酸化物,硫化物,炭化物などの化合物は第2相として存在することが多い。…

※「分散相」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android