世界大百科事典(旧版)内の切出荷物の言及
【海難】より
…港湾には防波堤,係留設備等が不備であり,海洋気象観測は経験者の勘による程度であった。船員の賃金が運賃に左右され,船頭の賃金が帆待荷物により,乗組員の賃金が切出荷物(切出しとは積荷の出自をいうが,ここでは給与として付与する積荷の一定歩合)によるものがあったため,過積となりやすかった。海損【金指 正三】
[近代以降の海難]
動力船が実用に供されるようになったのは19世紀後半からである。…
※「切出荷物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」