刎出(読み)はねだし

世界大百科事典(旧版)内の刎出の言及

【水制】より

…だが中小河川でもその要所や大河川には多くの水制を見ることができる。 水制は,日本では水刎(みずはね),刎出(はねだし)と呼ばれ,古くから伝えられており,河川の状態によって多種多様の形態,名称を有している。例えば,低平地河川では,石れきがなく杭を打ちやすいことから杭打ちによる杭出水制が発達し,杭を打てない扇状地河川などでは,牛類による牛水制,枠類による枠水制が発達した。…

※「刎出」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」