初期肉筆浮世絵(読み)しょきにくひつうきよえ

世界大百科事典(旧版)内の初期肉筆浮世絵の言及

【風俗画】より

…〈浮世又兵衛〉こと岩佐又兵衛は,こうした風俗画の新しい動向に深くかかわったらしい。元和・寛永期の風俗画は,次期の浮世絵と密接な様式上のつながりをもち,初期肉筆浮世絵と呼ばれることもある。
[浮世絵]
 初期風俗画は,17世紀後半に入ると,徳川幕藩体制の整備を反映して,おとなしい表現になるが,寛文期(1661‐73)のころに上方,江戸で行われた美人の一人立姿は,江戸の菱川師宣(もろのぶ)の考案によって,一枚摺りの版画として普及し,ここに浮世絵美人版画の誕生をみた。…

※「初期肉筆浮世絵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む