世界大百科事典(旧版)内の判告集の言及
【ワイストゥーム】より
… しかし,この語はまた狭義では,とくに農村レベルでの判告慣習法の記録をさす(この場合,複数形のワイステューマーWeistümerを用いることが多い。また判告集などと訳される)。その数はきわめて多く,スイス,オーストリアを含む南ドイツを中心として数千点に達するが,今日に伝えられているものによる限り,この事象は13世紀に始まり,15~16世紀に最盛期をむかえ,18世紀にはまったく衰退したとみることができる。…
※「判告集」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」