世界大百科事典(旧版)内の別異論の言及
【マドバ】より
…ブラフマンをビシュヌ=ナーラーヤナと同一視し,ブラフマンと個我,ブラフマンと物質,個我と他の個我,個我と物質,物質と他の物質とは厳然と異なっており,この別異性は永遠に実在する,と主張する。この理論は5種類の別異性を説いているので〈五別異論〉と呼ばれる。二実体,すなわちブラフマンと個我との間には永遠にして実在する別異性があるから,彼の哲学的立場は二元論(ドバイタdvaita)といわれる。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」