別習(読み)べつならい

世界大百科事典(旧版)内の別習の言及

【一調】より

…謡い手,囃子方ともに水準以上の力量が要求され,特に囃子方では,〈習物(ならいもの)〉として初心者などには演奏を許さない。難しい曲はさらに〈別習(べつならい)〉,〈重き習〉とか称して大事にしている。演奏される曲は囃子方の流儀によって異なるが,小鼓一調は35~45曲,大鼓一調は23曲,太鼓一調は23または33曲数えられる。…

※「別習」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android