世界大百科事典(旧版)内の利潤率低下の法則の言及
【利潤率の傾向的低下の法則】より
…K.マルクスは,こうした資本構成の高度化が社会の総資本の平均利潤率をも傾向的に低落させることになるとして,これを資本の蓄積過程において作用する利潤率の傾向的低下の法則と呼んだ。利潤率低下の法則と簡略化していうことも多い。 利潤の源泉を労働力によって生みだされる剰余価値(m)に求めたマルクスの理解によれば,利潤率(p′)は,投下資本をCとおくとp′=m/Cという式で表すことができる。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」