世界大百科事典(旧版)内の制御圧延の言及
【高張力鋼】より
…Ar3点を低下させ熱間圧延温度を低くして行う圧延を低温圧延という。低温圧延とその後の冷却を加速して熱延材を製造する方法を制御圧延と呼んでいる。オーステナイトの微細化や,圧延における加工硬化性の向上のために,加熱・冷却スケジュールのより複雑な手法もくふうされており,この制御圧延が非調質高張力鋼の製造法の基本的な様式となっている。…
※「制御圧延」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」