世界大百科事典(旧版)内の制限体長の言及
【増殖】より
…育成水面は種苗放流後も地先水面で生育するマダイ,クルマエビ,ガザミなどの放流効果を高めるために,放流後一定期間それらの漁獲を地元漁業者が自主的に規制する水域で,漁業協同組合などが都道府県知事の許可を受けて設定する。(4)漁獲物の大きさの制限 稚仔を保護するためそれぞれの生物種に制限体長を設け,それ以下の体長のものの漁獲を禁止するもので,都道府県ごとに定められている。たとえばイセエビの制限体長は東京都や千葉県などでは13cm(全長),愛媛県や長崎県などでは15cm(全長)である。…
※「制限体長」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」