世界大百科事典(旧版)内の刺胞毒の言及
【クラゲ(水母)】より
…触手に餌が触れると刺胞で弱らせ,触手を収縮させながら口柄へ近づけ,また口柄も触手のほうへ寄って餌をとり入れる。強い刺胞毒をもったクラゲに刺されると,非常に痛み,皮膚が赤くはれて水胞ができたり,神経が麻痺し,心臓の働きが弱くなって呼吸困難になることもある。アカクラゲ(イラスト),ハナガサクラゲ,アマクサクラゲ,ヒクラゲ,キタカギノテクラゲ,アンドンクラゲ,カツオノエボシなどが害を与えるクラゲで,なかでもカツオノエボシは別名電気クラゲとも呼ばれ恐れられている。…
※「刺胞毒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」