世界大百科事典(旧版)内の副室式機関の言及
【ディーゼルエンジン】より
…この無気噴射機関は1910年にイギリスで実現し,20年ころより空気噴射式機関にとって代わっていった。また,この無気噴射方式への努力は,予燃焼室機関(1909)および渦流室機関(1926)などの副室式機関をも誕生させた。これらの副室式機関は直接噴射機関に比べて混合気形成が短時間で行えるため,高速回転に適し,機関の軽量化を可能にし,自動車駆動への道を開いた。…
※「副室式機関」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」