副腎皮質ステロイド薬

六訂版 家庭医学大全科「副腎皮質ステロイド薬」の解説

副腎皮質ステロイド薬
(内分泌系とビタミンの病気)

 一般に副腎皮質ステロイド薬と呼ばれるものは、糖質コルチコイド作用をもつ薬剤で、血糖を上昇させる作用、脂肪や蛋白を分解する作用、炎症や免疫を抑える作用、血圧を上昇させる作用などさまざまな生理作用をもちます。このため、抗炎症作用や免疫抑制作用を期待して、喘息(ぜんそく)、アトピー、関節炎をはじめ、さまざまな病気の治療に利用されます。

 ステロイド薬の効果は強力ですが、副作用も多く、慎重に使わなければなりません。副作用は糖尿病、感染症、胃潰瘍、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)、精神症状、高血圧などさまざまです。また、大量に長期間ステロイド薬を使った場合は、副腎が萎縮(いしゅく)してしまっているため、急に使用を中止すると急性副腎不全を起こすので危険です。医師の指示に従い、少しずつ減らしていく必要があります。

出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報

内科学 第10版「副腎皮質ステロイド薬」の解説

副腎皮質ステロイド薬(副腎皮質)

 【⇨ 3 -1-3)】[荒井宏司]

文献
Kliegman RM, et al: Nelson Textbook of Pediatrics, 19th ed, pp1753-1757, Elsevier Saunders, Philadelphia, 2011.
Maris JM: Recent advance in neuroblastoma. N Engl J Med, 362: 2202-2211, 2010.

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