世界大百科事典(旧版)内の割増賃金制の言及
【経営・経営管理】より
…たとえばタウンHenrey R.Towneは1886年,工場の管理は産業企業の成功にとって工学と同じように重要な意義をもっており,近代技術の一つに入れてしかるべきであると主張した。彼の〈節約賃金分配制(タウン分益制)〉(1889)やハルシーFrederick A.Halseyの〈割増賃金制〉(1891),N.メトカフの〈工場の勘定体系〉(1886)などは,このころの優れた成果である(〈能率給〉の項参照)。
[科学的管理]
その一環に先述のF.W.テーラーがいた。…
※「割増賃金制」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」