創造的破壊(読み)そうぞうてきはかい

大辞林 第三版の解説

そうぞうてきはかい【創造的破壊】

企業家のイノベーションによって、古い経済・経営体制は破壊され新たな経済発展が生じるという、シュンペーターの経済発展論の中心概念。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の創造的破壊の言及

【資本主義】より

J.A.シュンペーターは資本主義経済のこの動態的性格を強調した。彼は,利潤獲得のために古いものを破壊し新しいものを創造していく資本主義の不断の活動を物と力の〈新結合〉による〈創造的破壊〉とよび,この過程こそ資本主義の本質的事実であり,資本主義はそれゆえ本来的に発展的・動態的性格をもつとした。 新しい製品・技術・組織をつくりだし,またそのために投資することは,将来の利益をめざしてある選択を行うことである。…

【利潤】より

…しかしこの慣行の軌道も,企業者のさらに新たなイノベーション(革新)によって打ち破られる。このようなダイナミックな過程のことをシュンペーターは〈創造的破壊〉と呼んでいる。それは〈不断に古きものを破壊し新しきものを創造して,絶えず内部から経済構造を革命化する産業上の突然変異〉の過程であり,彼によるとこの創造的破壊は資本主義経済の本質をなす。…

※「創造的破壊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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