加上説(読み)かじょうせつ

世界大百科事典(旧版)内の加上説の言及

【中国神話】より

…のちその上に黄帝をおき,神々をすべて黄帝の系譜とする百家の言が起こったが,古い神々ほど,新しく上に重ねられる傾向をもつ。日本の富永仲基のいう〈加上説〉であり,中国の神話学の道をひらいた疑古派のいう〈古史累層造成説〉である。
[神話学の方法]
 神話は古代史や経典と異なって,本来の文化のなかにあって実修的に伝承されることによってのみ,意味をもちうるものである。…

※「加上説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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