加上説(読み)かじょうせつ

世界大百科事典(旧版)内の加上説の言及

【中国神話】より

…のちその上に黄帝をおき,神々をすべて黄帝の系譜とする百家の言が起こったが,古い神々ほど,新しく上に重ねられる傾向をもつ。日本の富永仲基のいう〈加上説〉であり,中国の神話学の道をひらいた疑古派のいう〈古史累層造成説〉である。
[神話学の方法]
 神話は古代史や経典と異なって,本来の文化のなかにあって実修的に伝承されることによってのみ,意味をもちうるものである。…

※「加上説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む