世界大百科事典(旧版)内の加米自動車協定の言及
【カナダ】より
…第2次世界大戦以後,59年の防衛生産分担協定を通してさらに強化された。そして,65年の加米自動車協定(オートパクト)の締結は,特定産業部門の自由貿易のケースとして後の加米間の包括的な自由貿易実現の先鞭をつけるものであった。80年代に入って,世界市場での競争が激化するにつれて,カナダ国内では,アメリカ合衆国との包括的な自由貿易を行って,巨大なアメリカ市場に自由に参入することによって,カナダ企業の競争力を強化すべきである,との認識が高まってきた。…
※「加米自動車協定」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」