世界大百科事典(旧版)内の動力炉開発計画の言及
【科学技術政策】より
…経済的に落着きをみた昭和40年代に入り,自主技術の開発の必要性が叫ばれ,大型科学技術を国の手で開発する計画が相ついでとりあげられた。動力炉開発計画(1967)についで宇宙開発計画が発足,宇宙開発委員会が設置され,このほか海洋開発に関心が高まったほか,国の資金による大型プロジェクト,開発も始められた(1966)。このように自主技術開発を目ざす国の活動は高められたが,一方,環境汚染防止,保健医療等,経済成長のかげに,なおざりにされてきた分野への対応の要請が高まったほか,科学技術の社会への適用に伴う影響を事前に評価するテクノロジー・アセスメントがとりあげられた。…
※「動力炉開発計画」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」