勘渡帳(読み)かんとちょう

世界大百科事典(旧版)内の勘渡帳の言及

【目録】より

…禅宗寺院では交(校)割(こうかつ)帳と呼ぶ文書が作成されるが,これは引渡し時に私用と公用とを厳密に分けるために作成された。また,東大寺では毎年2月の年預五師(ねんよごし)の交替に際し,年預の保管する文書の一覧が書き上げられており,これは勘渡(かんと)帳と呼んでいる。ともに,什器・文書を事故なく次の代に引き渡していくための一種の目録といえよう。…

※「勘渡帳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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