勾金(読み)まがりかね

世界大百科事典(旧版)内の勾金の言及

【三輪玉】より

…三輪玉という名称は,その形とは無関係に,奈良県三輪山から出土した例があるという理由で,明治期の考古学者が用いた仮称にすぎない。その用途も長く不明であったが,大刀形埴輪にこれを着装した表現のあることに気づいた後藤守一(しゆいち)が,ついに大刀の把(つか)にとりつけた勾金(まがりかね)の装飾であることを明らかにした。ただし勾金というのも,金属製ではなく,革などの腐朽しやすい材料で作ったものらしい。…

※「勾金」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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