《包結図説》(読み)ほうけつずせつ

世界大百科事典(旧版)内の《包結図説》の言及

【包み】より

… 室町時代までは,〈包み〉の礼法は将軍家を中心とする上流階層にしか行われなかったが,江戸時代中期になると和紙が全国各地で大量に生産されるようになり,武士に限らず一般庶民の間でも広く用いられるようになった。先に述べた伊勢氏の中興の祖といわれる伊勢貞丈(さだたけ)(安斎)は江戸中期,宝暦年間に《包結図説(ほうけつずせつ)》を著したが,これは〈包の部〉と〈結の部〉の2部からなり,その前者において,包む中味や用途に従った各種の礼法が定められた。また内容物の端を包紙の上か下から少し出して,なかの物をわかるようにしたり,小さい物を包み込んでしまう場合には包紙の上に品物の名前と数量とを書くべく示されている。…

※「《包結図説》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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