世界大百科事典(旧版)内の《化学の結婚》の言及
【アンドレーエ】より
…17世紀初頭の薔薇(ばら)十字団運動に重要な役割をはたした人物。薔薇十字団の四大著作のうち《世界の普遍的改革》《薔薇十字の伝説》《薔薇十字の信条》の3著の著者ではないまでも共同執筆者の一人であり,幻想小説風の奇書《化学の結婚》(1616)は彼の作品であることがほぼ確実とみられている。ルター派の領袖としてプロテスタント内部の教義統一をはかった《和協信条》の編纂者ヤーコプ・アンドレーエJakob Andreae(1528‐90)の孫。…
※「《化学の結婚》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」