世界大百科事典(旧版)内の化学平衡の法則の言及
【化学反応】より
…化学反応, aA+bB+……⇄pP+qQ+……に対して,化学平衡の条件dG=0から,化学平衡に達したとき濃度比,は与えられた条件のもとで一定となることが示される。Kを平衡定数と呼び,この関係を質量作用の法則あるいは化学平衡の法則という。反応の標準自由エネルギー変化⊿G0は平衡定数Kと次の関係, ⊿G0=-RTlnKがある。…
【質量作用の法則】より
…化学平衡において反応に関与する物質の量の間に成り立つ一般的な関係で,化学平衡の法則とも呼ばれている。物質A(amol),B(bmol),……が反応して,M(mmol),N(nmol),……を生成する次のような反応 aA+bB+……⇄mM+nN+……が化学平衡に達したとき,各物質i(i=A,B,……)の濃度Ciの間に次の関係が成り立つ。…
※「化学平衡の法則」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」