世界大百科事典(旧版)内の化学性食中毒の言及
【食中毒】より
…有毒な物質が食物とともに経口的に摂取されたときに起こる,人体の機能障害(中毒)をいう。食中毒の原因となるもの(病原物質)は,細菌,自然毒(フグや毒カマスなどの動物性自然毒,毒キノコや毒ゼリなどの植物性自然毒),化学物質(メタノール,メチル水銀など)に分けられる。寄生虫によるものやウイルスによるものは,食中毒としては扱わない。細菌性食中毒はさらに感染型(サルモネラ菌属,腸炎ビブリオなど),食品内毒素型(ブドウ球菌,ボツリヌス菌など),生体内毒素型(ウェルシュ菌,毒素型大腸菌など)に大別される。…
※「化学性食中毒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」