世界大百科事典(旧版)内の化粧がけの言及
【土器】より
… 土器の形がおおよそでき上がると,多くの方法で細部の仕上げが行われる。器表を緻密に仕上げるには,丸石や竹べらなど滑らかなもので磨いたり,素地に水を加えて泥状にしたもので器表を覆ったり(スリップslip,エンゴベengobe,化粧がけ),また指先や布・皮などを水でぬらして横方向になでたりする。器表を粗く仕上げるには,割板や貝殻でひっかいたり(刷毛目(はけめ),貝殻条痕),乾燥が進行した段階で粗く削ったりする。…
※「化粧がけ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」