北京天文台(読み)ぺきんてんもんだい

世界大百科事典(旧版)内の北京天文台の言及

【天文台】より

…その後,隋,唐,宋の各時代にも,この渾天儀が改良製作され,1260年になって元のフビライが皇位に就き,北京に天文台を建設したときに作られたものは今でも残っている。清朝の康熙13年(1674),ヨーロッパからの宣教師F.フェルビーストは,諸種の新しい観測器械を増設し,この北京天文台を拡充した。 イスラム系の天文学が栄えた中央アジアでは,1258年,イル・ハーン国の創設者フレグが,現在イランの北西境にあるマラーガMarāghaに巨大な天文台を作り,ナシール・アッディーン・アットゥーシーを台長とした。…

※「北京天文台」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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