世界大百科事典(旧版)内の北京特別関税会議の言及
【関税問題】より
… 他方,中国における民族工業企業の発展とナショナリズムの展開は,半植民地性の象徴的存在たる関税を問題とするにいたり,ここに〈関税問題〉が生じた。1925年の北京特別関税会議において,北京政府は財政収入の増大をめざして関税自主権および七種差等税率の採用を主張した。これに対し,日本は西原借款などの外債整理を,イギリスは内地通過税の撤廃を問題とした。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」