北条一雄(読み)ほうじょうかずお

世界大百科事典(旧版)内の北条一雄の言及

【福本和夫】より

…東大卒業後,松江高校教授となり,1921‐24年文部省在外研究員として渡欧,マルクス主義を研究した。帰国後,北条一雄の名で左翼論壇に登場し,山川均を〈折衷主義〉と攻撃,〈結合の前に分離〉を説く理論闘争を主張した(福本イズム)。26年共産党常任委員,政治部長に選ばれたが,27年テーゼで批判された。…

※「北条一雄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android