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北等持(読み)きたとうじ

世界大百科事典(旧版)内の北等持の言及

【等持院】より

…暦応年間(1338‐42)足利尊氏が夢窓疎石を開山に招請して,衣笠山山麓の現在地に開創。尊氏の弟の直義も同じ寺名の等持寺(等持院とも呼ぶ)を洛中の三条坊門に建てたので,区別して室町時代には〈北等持〉とも呼ばれた。1358年(正平13∥延文3)尊氏は当寺に葬られ,以後,歴代足利将軍の葬送が行われ,その廟所となり,また寺内に将軍歴代の像や位牌がまつられることとなった。…

※「北等持」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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