北野宏明(読み)きたのひろあき

世界大百科事典(旧版)内の北野宏明の言及

【遺伝的アルゴリズム】より

…しかしながら,これらの手法には拡張性に問題がある,つまりネットワークを大きくすると収束時間が爆発することが指摘された。このため,ネットワークの構造をL-systemなどの文法的規則から生成する手法grammatical encodingが1990年に北野宏明によって提唱され,効率のよい方法として研究が活発になっている。この方法では,遺伝子型としてはネットワークの構造そのものではなく,構造生成の文法規則が獲得される。…

【ロボティクス】より

…いやしくも,時を同じくして長くAIの標準問題であった〈コンピューター・チェス〉が,人間の世界チャンピオンを破ったことで,その役割を終えた。これに代わり,新たな標準課題としてロボットでサッカー競技を目指す〈ロボカップ〉がソニーの北野宏明(1958- ),大阪大学の浅田稔(1953- )らによって提案され,世界中の多くの研究者が参加している。ロボカップは,最先端の研究成果を競う大会であるが,ロボットによる競技会,いわゆるロボコン(ロボット・コンテストの略)は,教育目的が主である。…

※「北野宏明」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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