《医師の宗教》(読み)いしのしゅうきょう

世界大百科事典(旧版)内の《医師の宗教》の言及

【ブラウン】より

…ラテン語系の朗々たるリズムは比肩するものなく,独特の機知は散文における〈形而上派〉と呼ぶにふさわしい。《医師の宗教》(1643)は,理性と信仰の相克の時代に,ゆとりある寛容の精神を説いている。《迷信論》(1646)は古代ギリシア・ローマ以来の西欧の迷信を無類の博学でもって列挙し,しかもそれを責めるよりはいつくしむ特異な姿勢でつらぬかれている。…

※「《医師の宗教》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」