世界大百科事典(旧版)内の十二指腸鏡の言及
【内視鏡】より
…(3)内視鏡を用いたX線造影 内視鏡を用いて目的の部位に造影剤を注入してX線撮影する方法である。膀胱鏡で観察しながら尿管口から逆行的に腎盂へ造影剤を注入して撮影する方法(逆行性腎盂造影retrograde pyelography)と,十二指腸鏡で観察しながら十二指腸乳頭に細いチューブを挿入して造影剤を注入し胆管や膵管を撮影する方法(逆行性胆膵管撮影endoscopic retrograde cholangio‐pancreatography(略称ERCP)。なお詳細は〈胆囊造影〉の項参照)が多く行われる。…
※「十二指腸鏡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」