世界大百科事典(旧版)内の十二支獣の言及
【十二神将】より
…12という数が中国において十二支と結びついたと推定され,やがて十二神将は昼夜12時をたえず護ると信じられるようになった。形像は甲冑をつけて武器を手に持つ武人の像が一般的であるが,日本の平安時代以後の像の中には,武人の姿の頭上に十二支獣の一つをのせたり,頭部を十二支獣とした獣頭人身の武将像であったり,武将像の台座に十二支獣の一つを表現した例などが知られる。十二支獣は宮毘羅大将を子(ね)として上述の順に毘羯羅大将まで当てはめる説や,宮毘羅大将を亥(い)とする説,さらには寅(とら)とする説などがある。…
※「十二支獣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」