《十二月往来》(読み)じゅうにげつおうらい

世界大百科事典(旧版)内の《十二月往来》の言及

【往来物】より

…また,《東山往来》《和泉(かせん)往来》なども初期の往来として知られるが,宗教的な文献や歴史書などではなく,日常的・実用的な書簡文例集が初等教科書として作られ,後の時代まで主流として用い続けられたところに,日本における教育のあり方があらわれている。鎌倉時代に入ると,《十二月往来》があらわれた。この往来は,新年から歳暮まで毎月の往復書簡,計24通を並べたもので,季節の変化や年中行事に合わせて,生活の知識を書きこんだ模範文例集としての往来物の定型を作った。…

※「《十二月往来》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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