世界大百科事典(旧版)内の十字架の印の言及
【十字架】より
…たとえば,文学ではすでに4世紀のノラのパウリヌスや5世紀のセドゥリウスSedulius,のちには7世紀アングロ・サクソンの詩人キャドモンCaedmonや9世紀ドイツの神学者ラバヌス・マウルスが十字架を心から賛美している。
[十字架の印]
祝別あるいは聖別のために身体の一部や事物の上にほどこす十字架の形の印で,〈父と子と聖霊の御名によりて〉と唱えつつ,カトリック教会では額,胸,左肩,右肩の順に,また東方正教会では額,胸,右肩,左肩の順に十字を切る。十字架伝説十字架の道行磔刑【野口 啓祐】。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」