《十輪経》(読み)じゅうりんきょう

世界大百科事典(旧版)内の《十輪経》の言及

【地蔵】より

…中国の偽経《預修十王生七経》では,罪人は死後に十人の王の役所を通過するとされ,日本の偽経《地蔵十王経》ではそのうちの閻羅(閻魔)王が地蔵の化身とされる。【定方 晟】
[日本における地蔵信仰]
 正倉院写経文書によれば,日本にはすでに奈良時代に《十輪経》など地蔵経典は伝来していた。しかし当時の地蔵造像の例は,阿弥陀,観音,弥勒などに比較して非常に少なく,その傾向は平安時代に入っても9世紀後半まで続く。…

※「《十輪経》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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