《千仏閣記》(読み)せんぶつかくき

世界大百科事典(旧版)内の《千仏閣記》の言及

【栄西】より

…当初から懐敞は日本の密教に大きな関心を示すなど栄西に好意的で,栄西もまたおそらくインド行の旅費であった莫大な資をはたいて,天台山の諸堂の整備に尽くした。天童山にも千仏閣修営のため日本特産の巨材を送る約束をして帰朝後これを果たし,98年には宋の詩人楼鑰(ろうやく)がこの功績を顕彰する《千仏閣記》を草している。第2回入宋後,栄西は筑前国香椎宮の側に建久報恩寺,博多に聖福寺などを創立,禅の体現者として北九州方面に活躍した。…

※「《千仏閣記》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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