千焚き(読み)せんだき

世界大百科事典(旧版)内の千焚きの言及

【雨乞い】より

…マレー半島やスマトラ島,ジャワ島の一部では,猫を水につけると雨が降ると伝えられている。 日本の雨乞いには,鉦や太鼓をうちならし,念仏踊などをして,ひでりをもたらした邪霊を追い散らす雨乞踊のほかに,千焚き,千駄焚きといって,山上に薪をたくさん積み上げ,火を焚いて騒いだり,水神が住むと伝える池や泉の水をもらいうけ,これを氏神や水源地にまいたりする型がある。また百升洗いといって,升をたくさんあつめて,これを水神が住む池で洗ったりすることもある。…

※「千焚き」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む