千草(読み)ちぐさ

世界大百科事典(旧版)内の千草の言及

【千草街道(千種街道)】より

…三重県に入ると川沿いに下ればすぐ伊勢平野に出る。そして千草(菰野町)を経て桑名,四日市方面に至る。 中世にこの街道の通商交通の独占権を有していたのは,得珍保(とくちんほ)今堀郷を中心とする保内商人およびそれと連合したいわゆる〈四本商人〉と呼ばれる座商人群であって,毎年農閑期になると商品を肩に背負い,あるいは馬に背負わせて伊勢から美濃路まで行商を行った。…

※「千草」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

一粒万倍日

一粒の種子をまけば万倍になって実るという意味から,種まき,貸付け,仕入れ,投資などを行えば利益が多いとされる日。正月は丑(うし),午(うま)の日,2月は寅(とら),酉(とり)の日というように月によって...

一粒万倍日の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android